6月16日更新
お待たせしました。6月10日に
鳴門金時の苗植え会に行ってきました。
当日、おいも株実行事務局スタッフは
朝6:30に大阪本社に集合し、3台の車に分かれて
出発しました。
天気は良好。
鳴門に電話をし、天気を聞いても良好。
前日まで徳島県は雨だったので、
心配してテルテル坊主を作っておいて良かったー。
朝からスタッフはやる気満々です。
予定ではオーナー様を迎えるために、
8:30には現地に着きたいので、
集合するとすぐに出発進行!
中国自動車道~明石海峡大橋~淡路島
~大鳴門橋を渡って鳴門金時農園に予定通り8:30に到着。
(渋滞に巻き込まれること無くて良かったー。)
現地に着くとすぐにスタッフはオーナー様をお迎えする準備。
今回の同行スタッフは
芋ソムリエと
本社スタッフ(さつまいも事業部長、広報担当、商品開発)、
「らぽっぽ京阪京橋駅店」荻野店長、
「らぽっぽ京阪枚方市駅店」稲葉店長、
「らぽっぽコープ西宮北口店」宮川店長、
「CHAIMON京都大丸店」山本店長、
とスタッフだけで16名!!
本社スタッフは普段、お客様と直接お話したり出来ないので、
この機会を非常に楽しみにしていました。
この日は予想以上に多くのオーナー様が来園していただけることで
オーナー様集合場所は農園から少し移動したバーベキュー会場に
させていただきました。
受付会場に移動し、受付カウンターの設置。
すると9:30に一組目のオーナー様が!
「いらっしゃいませー。おはようございます。」
スタッフは嬉しそう。
「ご無沙汰しています。」
なんと昨年も参加していただいたオーナー様でした。
(もう道のりは覚えてくださっていたようです。)
そして、次々とオーナー様が到着。
「おはようございまーす!」
スタッフはどんどんテンションが上がっていきます。
やっぱり直接お会いできるのは嬉しいですね。
オーナー様勢ぞろいし、農園へ移動!
農園に到着すると、一便のオーナー様が到着していました。
実はこの日、らぽっぽ、CHAIMON、くろ門、芋屋のお菓子を
製造してくれている工場のスタッフさんが「おいも株制度」に
申し込みし、オーナーとなって参加していたのでした。
(同じ社内でありながら嬉しかったー。)
ということで参加オーナー様は64名!!(嬉しいー!)
10:10開会式。
私の挨拶に始まり、スタッフの自己紹介(少し緊張気味でした。)、
本日のスケジュール発表と進行していきました。
そしていつものように、今日一日気合を入れてみんなで
「エイエイオー!!」
今回の苗植え会は、苗植え体験だけでなく、
苗きり体験からしていただくことにしました。
苗きり体験が出来るのは、ここ鳴門直営農園ならではです。
(なぜなら、自社で
育苗センター〈いくびょうセンター〉を持っているからです。)
オーナー様とスタッフで畑の横の道を歩いて
苗を栽培している育苗センターへ移動。
道中でもスタッフはオーナー様と談笑できて嬉しそう。
育苗センターに到着し、池添ファームマスターから
苗きりのレクチャー。
ここ鳴門直営農園のおいもの苗は、前年に出来たおいもの
中から品質の良いものだけを選んで(優良選抜)、
芽が出てきたら新芽をカットして、
無菌室で培養していきます。
芽が3
フシぐらい伸びたところでビニールハウスの
土に植えかえてあげます。
下は以前に撮影したビニールハウスに
植えかえた時の参考写真です。
ビニールハウスで温度、湿度を保ちながら栽培してあげて
30センチぐらいに伸びたら1株の苗が完成です。下は以前に
撮影した参考写真です。
それをカットするとまた新しい芽が出てきます。
このようにして苗を増やしていきます。
お子さんの性格がお父さんやお母さんに似ているように
おいもにも性格があるのです。
ですので性格の良い苗を選んで増やしてあげることによって
病気のおいもが出来たりするのを防いでいるのです。
この技術は茎頂培養技術(けいちょうばいようぎじゅつ)と言います。
それでは苗きり開始!
ハウスは入り口に近づいただけで、凄い熱気。
温度計を見てみると38度!!
小さなお子さんは、
「あついよー。(笑)」とはしゃいでいます。
中に入り、一組ずつハサミを持って苗きり。
苗きりのポイントは太そうな茎を選んであげることです。
出来ればオーナー様がカットされた苗で植えたいところですが、
おいもの苗はカットした直後はうまく根が出てくれません。
カットした直後は苗は自分がカットされたことに気づいていません。
2.3日経ったころ、
「あれ?水が欲しいなー、栄養が欲しいよー。」
なんて思い、根を出し始めます。
それが苗植えの合図です。
その時に植えてあげると、土から栄養をもらい、
うまく根が大きくなります。
苗きり体験を終了し、オーナー様には特典として
ご自身でカットされた苗を持って帰っていただきました。
(この日記をご覧の参加されたオーナー様、
ご自宅で栽培している様子を教えてくださいね。)
あと、育苗センターの前の畑では、
らぽっぽ、CHAIMON、芋屋、くろ門の姉妹ブランドの
たこ家道頓堀くくるの店舗で使われるネギが
栽培されていたので見学もしました。
そしていよいよ苗植えへ。
来た道を歩いて戻り、畑へ。
ここでもファームマスターから苗植えのレクチャー。
苗植えは下写真のように黒い
マルチを付けた
畝(うね)に
対して斜めに植えてあげます。(農業用語で船底植えと言います。)
約30センチの1本の苗に
フシ(写真の赤マル部分)
が6.7本付いてますが、
先から3本ぐらいの
フシを残し(写真の黄色部分)、
残りを土の中に埋めてあげます(写真の緑色部分)。
この緑色部分のように5つぐらいの
フシを埋めてあげることによって
食べやすい大きさのおいもさんに出来上がります。
フシを1つしか埋めていないと、とても大きな1つのおいもさんが
出来上がります。
そして植えた後は、これから葉っぱを出そうとしている
新芽が直射日光に当たるとしおれてしまうので、ワラを
被せてあげます。(日傘の役目ですね。)
そのワラが風で飛んでいかないように上から土を
のせてあげます(写真の赤マル部分)。
新芽の部分に土をのせてしまうと新芽が伸びようと
している邪魔になってしまいます。
ですので埋めてあげた根元に土をのせます。
これで完成!
あっ!現地農家さんから大事なポイントを教えてもらっていました。
苗植えの時に最後に一言、苗に
「美味しくなってね。」
って語りかけてあげると美味しくなるそうですよ。(これホント!)
オーナー様は早速、苗植えを開始しています。
ご家族で参加のオーナー様はお父さんが苗を植えて、
お母さんがワラを被せて、お子さんが土をのせてあげるという
作業分担をしています。家族で農作業って楽しそうです。
カップルで参加のオーナー様も分担しながら作業をしています。
(現地農家さんもこのように分担しながら作業しているそうです。)
らぽっぽ京阪京橋駅店荻野店長(芋ソムリエ)は、
オーナー様ご家族のお手伝い。
また、昨年も参加されたオーナー様は慣れているので
作業が早いです。さすが経験者!
たくさんのオーナー様で苗植えをするとあっという間に
終了してしまいました。やったぜ!
そして農園の前で記念撮影。
楽しい農作業をしてオーナー様はのどがカラカラかなと思って
良く冷えた徳島産のフルーツトマトを用意させていただきました。
コチラはオーナー様に大好評!
小さなお子様も
「つめたーい!」
「おいしいー!」
「あまーい!」
と嬉しそう。
このロケーションで食べるトマトはサイコー!
時計を見ると11:40。もうお腹がペコペコです。
お昼はバーベキュー大会だー!
バーベキュー会場スタッフからは
「もう準備できてるよー。」
と連絡が入り、会場へ出発。
その様子は次回報告させていただきます。
また、今回参加出来なかったオーナー様の「おいも株」は
池添ファームマスターが責任持って
全て植えてくれました。
そして完成図↓
オーナー様のおいも株が美味しく育ちますように。