「紅こがね」の苗植え会は、
6月7日に茨城県行方市(なめがたし)にて開催されました。
今回は、おいも株イベント始まって以来の
新記録、
281名のオーナー様にご参加いただきました。
スタッフも併せると300名近くのイベントとなりました!!
これには、実行事務局もビックリ!
事前に参加予約受付状況を現地の
棚谷ファームマスターに
連絡したところ、
「ええ~!嬉しいけど、これは大変な事になったぞ~。
よし!当日の受付対応シュミレーションをしよう!
」
と、大張り切りでした。
オーナー様のご対応はもちろんの事、畑の準備も大忙し。
この「紅こがね」農園では、先日まで、麦を植えていました。
コチラは↓苗を植える前の畑の写真です。
この麦は、食用ではなく、畑の殺菌のためです。
苗植え前に麦を刈り取らず、畑を深耕する際、
そのまま巻き込んでしまうのです。
こうする事によって畑の害虫予防になることや、
連作障害の予防となります。
棚谷ファームマスターが
減農薬栽培を行っていくための
工夫です。
さて当日の模様です。
今回は、多くのオーナー様がご来園ということもあって、
朝8:00前にスタッフは現地集合。
オーナー様をお迎えするための最終のミーティングを行い、
直ぐに会場の準備です。
本日、マイカーにてご来園の方は約
70組になるので
駐車場警備班スタッフは、万一の事故がないよう、
万全の体制です。
9:30を過ぎる頃、続々とオーナー様が会場にご到着。
ただ、会場受付での出欠確認の際、列が出来てしまい、
オーナー様には、お待ちいただくことになってしまいました。
お待ちいただいたオーナー様、申し訳ありませんでした。
10:00過ぎに開会式。
昨年は、施設内で行いましたが、オーナー様が大勢いらっしゃる今回は、
野外で開会式を行いました。
実行事務局から本日のスケジュールをご案内させていただき、
棚谷ファームマスターから皆様へ、
「いや~この企画を始めた時は、
参加者10人ぐらいだったんですよ。
それが、こんだけの参加者になって驚いてますよ。
」
と、独特の茨城イントネーションで歓迎のご挨拶。
開会式の後は、いよいよ苗植え農業体験ですが、
300名のオーナー様が一度に
畑に入られると、混乱も予想されることから、
今回は、ご参加者を
3チームに分けさせていただき、
順番にご案内させていただきました。
畑前では、再度、実行事務局から苗植えのレクチャーを
させていただきました。
今回は、2パターンの苗植え方法をご案内させていただきました。
1つは、垂直植えです。
文字通り、畑の
畝(うね)に対して、苗を立てて、
突き刺す苗植え方法です。下記図
↓
もう1つは、船底植えです。
これは、下記図のように畝(うね)に対して斜めに
植える方法です。断面図を見ると、船の底のように
なっていることから、このように呼ばれています。
お芋は赤マル印の部分から根っこが生えて成長します。
オレンジ色の部分は、新芽と呼ばれ、ここから太陽の光を
吸収して育っていきます。下記図
↓
2つの苗植えの違いは、垂直植えは、
収穫時のお芋が大きく
2.3個育ち、船底植えは、手ごろな
大きさのお芋が
4.5個育ちます。
通常は、船底植えを行いますが、ご参加されたオーナー様には、
ご希望の方法で植えていただきました。
オーナー様を見るとメモを取っている方も
いらっしゃいまして、
「食」と「農業」に関する関心の高さを感じました!
それでは、苗植え開始です。
写真では、土が固そうに見えますが、
棚谷ファームマスターはじめ、現地農家さんが、
この日のために何度も、土を深耕してきたので、
柔らかい土に仕上がっています。
参考までに「紅こがね」農園横の畑で、
お子様が歩いた時の写真をご覧いただければ、
土の柔らかさがお分かりいただけますでしょうか?
畑には、マルチというビニールが被せてあるので、
破らないように、乗り越えて苗植えです。
マルチの役割については
コチラをクリック。
この日は、今年の苗植え会では、初めての晴れの日での農作業。
オーナー様には、事前に帽子とタオルの用意を
ご案内させていただきましたが、皆さん直ぐに汗だくです。
「家の近くでは、土に触ったり、土で服が汚れたりすることは
少ないので新鮮ですね。」
「お芋掘り体験は、子供の頃に経験しましたが、
お芋の苗植え体験は、初めてなので、面白いですね。」
と、嬉しいご意見もいただきました。
初めての方も何回かご参加いただいている方も皆さん
上手に苗植えされていました。
また、紅こがねオーナー様には、
タイムカプセルを埋めていただきました。
ガチャガチャのカプセルに秋の収穫時に
どれぐらいの大きさに育っているか?予想記入していただき、
苗と一緒に埋める企画です。
一番正解に近い方には何かプレゼントがあるかも・・・・・
実行事務局スタッフは、オーナー様の手が土で汚れていますので、
写真撮影のお手伝いをさせていただきました。
しばらくすると、後続のチームも、畑に到着。
随時、畑にご案内します。
また、棚谷ファームマスターはじめ、現地の農家さんは、
オーナー様が植えた苗のチェックや
本日、参加出来なかったオーナー様の苗植え作業を。
大きく育ちますようにと、心を込めて苗植えさせていただきました。
1時間ほど経過し、全て苗植えを終了していただけました。
こちらは、その中の1チームでの記念撮影です。
オーナー様は、皆さん汗だくですが笑顔です。
「ちょっぴり疲れたけど、おもしろかった~!」
なんて、お子様からのご意見もいただきました。
ありがとうございます。
この後は、昼食です。茨城で獲れた野菜をたっぷり用意
させていただきました。
次回は、その模様をお伝えしたいと思います。