「安納芋」の苗植え会は、
6月14日に開催されました。
今回は、「安納芋」の苗植え会に初めて
オーナー様がご来園頂くことになりました!
これには、
山田ファームマスターが大喜び。
「都会で生活している方に、この島の
空気を吸ってもらって、美味しい海の幸を
食べてもらおう!」
と、大張り切りです。
また、毎年、大人気の「安納芋」、
今年のお申し込み口数は、なんと
1663口!!
ありがとうございます。
その事を伝えると、
「嬉しい悲鳴だよ。(笑)
ホント、プレッシャー感じながら
栽培してるんだから。ここ数日は、
雨の日でも
畑に入れないのに、毎日来てしまうぐらいだよ。」
と、嬉しそう。
今回は、その「安納芋」の苗植えの報告をさせていただきます。
実行事務局スタッフは、前日に種子島入りすることになりました。
種子島へは、まずは、大阪伊丹空港から鹿児島空港に入り、
鹿児島空港からは、小型の飛行機に乗り換えて行きました。
種子島空港に到着すると、山田ファームマスターが、
迎えに来ていました。
この時期は、オーナー様の畑は、もちろんの事、
島の色んな場所で「安納芋」の苗植えが行われていて、
大忙しとの事です。
空港から30分ほど、車を走らせると、オーナー様農園に到着。
途中、信号があるのは、2.3箇所だけでした。
とってものどかで良いところなのです。
農園の周りには、
安納小学校や
安納郵便局があります。
気づかれましたか?
「安納芋」の「
安納」は、地名なんですよ。
そして、オーナー様農園で栽培される「安納芋」は、
海と山に挟まれた、
自然の恵み豊かな種子島の
安納地区で栽培される
正真正銘の「安納芋」です。
畑の土をご覧ください。
この「安納芋」の美味しさの秘密は、この
赤土。
水はけが良いのが特徴。
また、他の「おいも株農園」の品種と違って、
ここでは、
マルチという
畝(うね)を覆うビニールを
付けていません。
これは、種子島という島の気温が、他の地域に比べて
高いことに訳があります。
マルチを付けて栽培すると、お芋が大きくなり過ぎてしまいます。
オーナー様のご自宅にお届けするお芋が、
焼き芋など
調理しやすい大きさに揃えるため、
あえて、マルチを付けないで栽培しているのです。
逆に焼酎用のお芋を栽培する時は、マルチを付けてたり
するそうです。
さて、当日の様子。
ご参加のオーナー様とは、種子島空港で待ち合わせ。
天気予報によると、昼から雨が降るそう。
何とか、午前中に苗植えをしてしまうぞ!
オーナー様と一緒に農園に到着してから、
山田ファームマスターより苗植え方法についてご案内。
「しっかり植えないと、風で根こそぎ飛ばされてしまうから
注意してよ。昨日まで雨が降ってたから、土の中は
湿っていて苗植えには最高の日だからね、
ご自分の苗以外に今日は
300株持ってきたから、
やってみてくださいよ。」
「うわ~出来るかな?」
「でも、今日は、6人も来てるんだから、
1人50株でしょ、
簡単ですよ。(笑)」
と、会話も弾みます。
では、苗植えスタート。
皆様、初めてのご経験でしたが、山田ファームマスター自ら、
オーナー様へ苗植えレクチャーするので、
綺麗に苗植えされていました。
ちなみに、下記の写真は、
先日、「鳴門金時」の
池添ファームマスターが
種子島を訪れて苗植えのお手伝いをした「おいも株」の苗です。
「おいも株企画」が始まって初のファームマスターの共演。
ご覧のように綺麗に苗植え出来ています。
「池添さんは、さすがに苗植えが早いし上手いな~。
お互いの情報交換も出来て嬉しかったよ~。
夜は一緒に焼酎も飲めたしな~。」
と、山田ファームマスター。
そんな会話をしている間に、
オーナー様は、次々と植えています。
お顔を拝見すると汗が噴き出しています。
あっという間に300株の苗を植えてしまいました。
オーナー様と看板前で記念撮影。
畑でも記念撮影。
これでまだ半分の苗植えです。
「後の半分は、お天道様と相談しながら、
畝立てと苗植えしていきますよ。
この苗植え時期はホント難しいんだよ~。
安納芋の苗はデリケートで時期を間違えると、
枯れてしまうからな~。」
今後も皆様にご報告していきますので
楽しみにお待ちください。
次回は、オーナー様と種子島の周遊観光に行きましたので
その模様をリポートします。