7 月4日更新
前回は「安納芋」の苗植えの様子をお伝えしました。
今回はその後の様子をお伝えします。
苗植えを終えた後、一行は宿へ。
本日の宿は農園から30分程車で移動した所にある
「珊瑚礁(さんごしょう)」という民宿でした。
宿に着いて驚き。
アコウという大きい大きい大木が一行を迎えてくれました。
(ガジュマルに似ています。)
「こんにちはー。本日はお世話になります。」
部屋に荷物を置いて夕ご飯。
もうお腹ペコペコ。
「今日のメニューは何ですか?」
「今日は島で栽培した野菜を煮込んだ
ポルトガル風パスタかな?名前なんてないよ。」
「ポルトガル風?」
種子島は戦国時代にポルトガルから初めて
鉄砲が伝来された土地です。
「珊瑚礁」のオーナーは、宿泊客に
種子島の歴史を伝えていきたいと考えて、
ポルトガル料理を出してくれているのです。
上の写真の料理ですが、ピーマン・にんじん・
なんきんをバターで煮込み、最後にお好みで
パスタを和えて食します。
味は星5つ! ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ !!
さらに一品料理の「落花生の塩茹」では
歯ごたえが抜群で美味しい~!
落花生を茹でて食すのは
種子島の方の一般的な調理方法だそうです。
その土地によって色んな調理方法が
あるんですね。
調理方法は簡単!
お鍋にたくさんの水を入れて沸騰させて、
落花生を入れて適度に塩を入れるだけ。
皆さんも是非やってみてください。
次の日種子島を散策。
先ずはサーファーを見に行こうと鉄浜(かねはま)海岸へ。
ここは大きな波が来るということでサーファーに
人気のスポットらしく、朝早くから数名、
波に乗っていました。
近くで海を見てみると凄く透き通っていて綺麗。
泳ぎたくなっちゃいました。
次に山田ファームマスターから
「安納芋意外にも作物栽培してるから見においでよ。」
とお話があったのでご自宅を訪ねることに。
山田ファームマスターのご自宅には
ビニールハウスがたくさん。
「これは今何を栽培してるのですか?」
「これはねー。パッションフルーツ。」
今、種子島や沖縄ではパッションフルーツの栽培が
盛んで、7月頃出荷予定です。
皆さんのところにも出荷されるかも!
この後、近くの温泉施設に見学に行くと、
タイミングよく「パッションフルーツ」のジュースを
販売していたので、試飲してみました。
「んん~~ん 酸っぱーい。けど、おいしー!」
レモンの味とオレンジの味を足して2で割った味でした。
次に島を南下してインギー鶏の里を見学。
このインギー鶏ですが、純血となると、日本では
ここでしか飼育されていません。
今から百余年前、イギリスの帆船が種子島に漂着し、
その時、種子島の人々が温かく船員を迎え、そのお礼にと
数羽プレゼントされたのが始まりとか。
当時の人々はイギリス人を
「インギーさん」と呼んでいて、
イギリス人の方からこの鶏をいただいた事から
「インギー鶏」と名がついたそう。
今でも島の方はみんな優しい人ばかりです。
昼ぐらいになり、ゆっくりとドライブしていると
何か変わった木のオブジェを発見!
ナンダナンダ?と近くまで寄ってみて聞いてみました。
「こんにちはー。これは何を作ってるんですか?」
「これは天然の塩を作ってるんですよ。」
「塩ですか?」
「そうです。海水を汲み上げて、あの木の上から流し、
このハウスで干して塩が出来るんですよ。」
なるほどなるほど!早速試食させていただく。
「これはウマイ!!少し辛いですね。」
「これが本来の塩の味ですよ。」
普通の塩に比べて濃厚で、結晶が大きい!
焼き魚に合いそう!
「一人で作ってるので、生産が追いつかないんですよ。」
と場所はシークレットとのことでした。
こんな楽しい感じで種子島散策を終了。
他にもご存知の通り、「種子島宇宙センター」などもあり、
観光スポットはたーくさん。
お土産には種子島特産の芋焼酎がおススメ。
オーナー様も収穫祭に来てみませんか?
少し遠いですが、近くには屋久島もあり、
見所たーくさん。何回行っても飽きませんよ。